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2022年のクチコミ数から見た、世界における旅行行動の回復

Catalina Brinza // March 16, 2023

2022年、世界の旅行・ホスピタリティ業界では、コロナ禍からのビジネスの回復が見られるようになりました。各国の入国規制の大幅な緩和により、消費者も海外旅行を再開し、街中でも外国人観光客を見かけるようになりましたが、実際に世界における旅行行動はどの程度回復したのでしょうか。今回は、TrustYouが2022年に収集した1億件以上のクチコミデータベース(ビックデータ)から世界および各地域の回復状況をご紹介します。 2022年、世界の宿泊施設のクチコミ総数:年間で1億2800万件の世界の宿泊施設に関するクチコミを収集、分析 #1. 宿泊施設のクチコミ数は、公的機関発表の指標と共に回復傾向に 世界の宿泊施設のクチコミ数は 2019年比で69%まで回復 2022年に公的機関が発表したトラベル&ツーリズム関連のデータとTrustYouのクチコミデータを比較すると、双方のデータが比例して回復傾向にあることがわかりました。例えば、 国連世界観光機関(UNWTO) は「2022年、海外旅行がコロナ前のレベルの63%で回復した」と報告し、 IATA(国際航空運送協会) は「2022年の航空交通(エアートラフィック)が2019年の68.5%まで回復した」と報告しました。これらの指標と、TrustYouのクチコミデータを見てみると、クチコミ数においては同様の回復傾向が見えました。もちろん、2022年に各国での旅行行動の回復を牽引していていたのは国内旅行でした。 #2. 第3四半期にクチコミ数が最大に、第4四半期には2019年度との比較値が最高に 2022年、世界で最もクチコミ数が多くなった時期が、夏休みの旅行シーズンとなる第3四半期でした。多くの旅行者が、コロナ禍(パンデミック)に入って以来、国内旅行だけでなく久しぶりに国境を越える旅行も再開した時期です。 世界:宿泊施設クチコミ数の推移 (出典:TrustYou, Pulse of the Industry reports, Q1-Q4 2022) 上記グラフにて、2019年との比較値を見ると、第4四半期の回復率が73%と最も高く、コロナ禍前のクチコミ数に最も近づいています。 #3. EMEA:世界で旅行行動の回復が最も早い地域 EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域では、EU政府が2022年の初めからコロナ関連の規制解除を進めたことで、消費者の旅行行動の回復が始まった時期も他地域に比べると早かったです。 EMEA地域の宿泊施設のクチコミ数は 、2019年比で79%まで回復   2022年はEMEA地域にとっての挑戦の年でもありました。ロシアのウクライナ侵攻が始まり、様々な政治的、経済的問題が人々の消費行動にも悪影響を与えることになりました。しかし、旅行業は力強い回復を見せ、夏の旅行シーズンには実際に特定の地域において GOPARなどのホテルの経営指標も回復を見せました。 EMEA地域:宿泊施設のクチコミ数推移(出典:TrustYou, Pulse of…

What Guest Reviews Tell Us About Travel Recovery in 2022?

Catalina Brinza // March 9, 2023

As hospitality entered a new era of travel, we witnessed a continuous and encouraging recovery in 2022. With travel restrictions being relaxed or even lifted completely, the pandemic was no longer a primary concern when…

新しい旅のスタイル、ワーケーション&ブレジャー:集客に向けた17のヒント

Catalina Brinza // March 6, 2023

「ワーケーション」や「ブレジャー」といった旅行トレンドに注目するホテルやデスティネーションが増えています。 常に新たな発見を探し、旅行をする際には現地の文化に触れ、出張先での勤務時間や余暇も自身の成長ために最大限に活用しようとするビジネスパーソンが増えています。新たな旅行のスタイルともいえるビジネス(Business)とレジャー(Leisure)を融合させた造語であるブレジャー(Bleisure)ですが、その旅行スタイルを楽しむ旅行者は、比較的に時間やお金を自由に使える可処分所得の高い消費者層で、延泊などの予定変更や長期滞在をする傾向も高いといわれてます。このブレジャー旅行者にホテルやデスティネーション(観光地)を訴求するために、またこのトレンドを集客に活用するために17のヒントをお伝えします。 ブレジャー旅行のニーズに対応するために コロナ禍の影響で始まった、リモートワーク、オンライン会議への移行、出張や宴会の減少といったビジネスパーソンの行動変容により、旅行、ホスピタリティ業界では様々な課題に直面しました。  さらにインフレや経済不安といった世界経済の見通しも、業界の先行きに影響を影響を与えています。 しかし、このような変化に対応しながらも、旅行業界はビジネスの回復に向けて動いています。 それと同時に、消費者にとってのリアルな旅行は究極の贅沢として認識されるようになり、旅行という行動は貴重なものになっています。 そのような状況下で、ブレジャーというトレンドは、人々が仕事でも旅行でも、人生を最大限に楽しみたいという欲求の現れともいえます。  ブレジャーのような旅行者の関心やニーズに応えていく方法は無数にありますが、今回はこのトレンドについてご説明しながら、ブレジャー旅行者への対応を推進しているホテルとデスティネーションの事例をご紹介します。 ビジネスとレジャーの融合:ブレジャー旅行とは? "Work Hard, Play Hard"(よく働き、よく遊べ) ということわざがあるように、優れたワークライフバランスを常に求めることが、ブレジャー旅行者の思考の中心にあるといえます。ブレジャーの始まりは、2000年代前半です。リモートワークやフレキシブルな勤務体系を取り入れる企業の増加により、出張の日程の前後に休暇を取り、滞在予定を延長し、レジャーを楽しむといった旅行スタイルが始まりです。 76% - 今後12ヶ月間にブレジャー旅行を予定しているビジネス旅行者の割合 (参照元:Traveler Value Index, Expedia Group) ブレジャー旅行者は、ビジネスとレジャーを柔軟に組み合わせることができ、その両方に対応できるホテルや旅行先を探しているのが一般的です。レジャーにお金をかけることをいとわない富裕層であることも多く、旅行頻度が高く、滞在期間も長めのため、ホスピタリティ業界にもとっても貴重な客層といえます。 質の良いWiFi環境や会議室をはじめ、フィットネスジムやプールなどの設備に対しても常に最高のものを求めています。また、ブレジャー旅行者は、滞在中にその土地ならではの文化体験にも積極的です。デジタルノマドといわれるビジネスパーソンも多く、静かでプライベートな空間で仕事ができることや、 同じような考えを持つビジネスパーソンのコミュニティーでの交流や情報交換の機会なども重要視しています。 ブレジャー旅行者を呼び込むための秘訣 ホテルに取って、ブレジャー旅行者が増えれば、平日の客室稼働率を向上させることもできるかもしれません。しかし、このタイプのゲストに来館していただくためには、これまでのビジネス旅行者(出張者)とは異なるアプローチが必要です。 下記、ホテル、旅行会社、観光地(DMO)の事例からブレジャー旅行者に対応するための17のヒントを集めました。 ホテルへのヒント:ブレジャー旅行者に向けたアプローチ #1 利便性を追求した柔軟なチェックイン/アウトのオプション ブレジャー旅行者にとって最優先事項の1つは、自身のスケジュールを制御できる状態にすることです。フレキシブルなチェックイン/アウトの時間を提供し、 ゲストが好きな時間帯を選べるようにすると喜ばれるでしょう。 リアルおよびオンラインで行う会議のスケジュールは、チェックイン/アウトの時間との調整が必要なため、そこは重要なポイントとなり、ゲストの満足度に影響を与えます。…

TrustYou Awards Firenze- Premio della Reputazione

Beatrice Odelli // March 2, 2023

Firenze è spesso la città più amata dai viaggiatori. Ma perchè? Saranno le bellissime vie ancora piene di storia ed ordinate? La dimensione ridotta e non dispersiva della città? I colori, i profumi e l'ottimo…

Bleisure Travel for Hotels and Destinations: 17 Expert Tips to Keep Your Guests Coming Back

Alexandra Pop // February 28, 2023

Increase bookings and revenue by embracing the booming bleisure travel trend for hotels and destinations! Our expert tips help you cater to travelers seeking to blend work and play. As professionals strive to make the…

TrustYou Awards Roma

Beatrice Odelli // February 16, 2023

Un articolo di RES - Hospitality Business Developers Il 2022 è stato indubbiamente l’anno della ripartenza per il settore turistico. A partire dalla primavera l’Italia è stata meta di tantissimi viaggiatori. Le strutture ricettive hanno…

These Travelers Read More Reviews on Hotels’ Websites. 10 Facts About How Different Generations Interact with Guest Reviews

Catalina Brinza // February 9, 2023

Different generations interact with guest reviews differently. TrustYou’s latest consumer research reveals how hotels and destinations can adapt their offering for younger and older travelers.   Technology has changed the way we book travel. We have…

TrustYou Awards Milan

Beatrice Odelli // February 2, 2023

Un articolo di RES - Hospitality Business Developers Il 2022 è stato indubbiamente l’anno della ripartenza per il settore turistico. A partire dalla primavera l’Italia è stata meta di tantissimi viaggiatori. Le strutture ricettive hanno…

How Review Content Can Increase Conversion on Your Booking Platform

Catalina Brinza // January 19, 2023

It has become increasingly difficult to attract website visits that ultimately convert into bookings. Here’s how verified review summaries can help increase conversions on your booking platform.   Making Sense of the Digital Noise Complex -…

2023年、注目すべき4つの旅行トレンド

Catalina Brinza // January 13, 2023

本ブログでは、世界の旅行者の嗜好やトレンドを見ていきながら、本格的な旅行の回復に向けてビジネスをどう進めるか、そのヒントについて考えていきたいと思います。 新たに2023年を迎えましたが、昨年は決して楽な1年ではありませんでした。旅行業界では、様々な制約と不確実性のある中で、新たな挑戦(チャレンジ)が始まったように感じられました。しかし、これまでと同様に、社会に変化が起これば、新たなビジネスチャンスやトレンドも生まれます。下記、TrustYouが考える、2023年に旅行業に影響を与えると思われる4つのトレンドをご紹介します。 旅行計画に影響を与えるNetflixなどの動画コンテンツ テレビや映画は、これまでにも観る人に夢を与え、新しい情報を伝え続けてきました。昨今、Netflix(ネットフリックス)などの動画ストリーミングサービスやYoutubeなどの動画コンテンツが台頭していますが、映画やドラマなどの動画コンテンツは消費者に旅行のインスピレーションを与えて続けています。 エクスペディア社によると、10人中7人の旅行者が、映画やドラマなどの動画コンテンツで紹介された場所を見て、旅行先を検討しています。 そして、39%の消費者が、動画を見た後に目的地(デスティネーション)への旅行を予約しています。   世界中で最も視聴されている動画コンテンツのひとつであるドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」を例に挙げると、わずか5年の間にクロアチアに推定2億ドルの観光収入をもたらしたといいます。主な撮影地であるドブロヴニクでは、番組の象徴的なシーンにちなんだ「Walk of Shame(ウォーク・オブ・シェーム」ツアーを開催するなど、地元ではこの旅行トレンドをいち早くキャッチしています。 また、Vlog(Video Blog)は、熱心な旅行者を新しい場所や体験に導いています。多くの観光地では、著名ブロガーの力を借りて、各地の名所や伝統文化、食体験などを紹介しています。Visit Trinidad(トリニダード観光局)の協力の元に作成された人気のフードブロガー、マーク・ウィエンズのフードツアー動画は100万から200万回の視聴を記録しています。 旅行意欲があるがコストパフォーマンスを重要視 世界的な経済不安が世界の人々の生活に影響を与えていることは否めません。 物価の上昇に伴い、旅行者が旅行を計画する際、よりシビアに予算やコストを意識するようになりました。しかし、このことが旅行者の旅行意向には影響を与えてはいません。Booking.comの調査を見ても、旅行者の半数以上が休暇への投資を依然として最優先事項として考えていることが分かります。 TrustYouの2022年第3四半期に確認したデータによると、クチコミスコアに最もネガティブな影響を与えるカテゴリーは「Price(料金)」であることが分かっています。 2023年も旅行者はコストパフォーマンスに基づいて旅行の計画を立てることが明白です。10人中6人以上の旅行者が、割安となるシーズンや予約のタイミングを重視し、綿密な計画によって旅行の予算を抑えることを希望しています。また、53%がコストを抑えるためにオフシーズン内での旅行を検討しているとのことです。 Hotels.comのデータによると、宿泊施設を探す際、消費者は「手頃な価格で快適なステイ」を選択肢として探しており、1~3つ星ホテルの予約を検討する旅行者が増えているとのことです。 2023年、世界の旅行者の35%が1つ星から3つ星のホテルを予約する意向を示しています。 ヘイケーション(Haycations)とは? ヘイケーションは、農村や山岳地域など地方にある隠れ家でのバケーションを意味しています。農村の納屋を改造したホテルやアグロツーリズムのアクティビティまで、ヘイケーションでは、多くの旅行者が求めている都会からの逃避、静寂、自然との一体感を提供します。 2023年、より多くの旅行者が地方での休暇を求めるようになるでしょう。  ヘイケーションは、観光客で過密な状態となっている観光地に代わる素晴らしい選択肢となりえます。旅行予約プラットフォームは、オーバーツーリズムを減少させ、持続可能な地域づくりに貢献するために、都心ではない地方に焦点を当てた検索アルゴリズムを継続的に設定しています。 例えば、Airbnbはサイト上で地方エリアをより目立たせるようにしました。2019年、ヨーロッパの上位10都市の宿泊施設が、ヨーロッパ地域の全宿泊予約の20%を占めていましたが、現在は14%に減少しています。一方、農村部の宿泊施設の予約は55%の増加を記録しています。 バーチャルトラベル(仮想旅行)の可能性 旅行をバーチャルなデジタルの世界で体験することに抵抗感のある方もまだ多いかもしれません。しかし、ホスピタリティ業界でメタバースの利用を考え始めるのには、今が絶好の機会かもしれません。メタバース空間では、評判の良いホテルの設備や客室などを旅行者がバーチャルに予約前に内覧することができます。それは、今後予約前の無料サービスのようなものとして活用できるかもしれません。   さらに、メタバース空間では予約後、空港からホテルまでの最適な移動方法も調べることができます。宿泊後も、ゲストが自身の体験を共有する場としての役割を果たすかもしれません。 ソウル、ドバイ、バルバドスなど、すでにメタバースの導入を計画している観光地もあります。 観光地を見てみると、すでにバーチャルトラベルへの第一歩を踏み出しているところもあります。政府機関や観光プロモーション組織では、観光サービスの一部をバーチャルに複製し、情報の共有をすることで、観光地の知名度を高める方法として、メタバースに注目しています。 メタバースの活用を目指す政府の中では、環境問題という避けられない現実があるために検討している所もあります。南太平洋の9つの島からなるツバルでは、メタバースを通じてその文化と伝統を保存しようとしています。ツバルは今世紀末に水没する可能性が高く、現在、首都は満潮時に40%が浸水しています。 また、トレンドの先駆者としてメタバースに参入している都市もあります。例えば、ソウルは2022年9月、メタバース空間におけるサービスのテストと改善のために、限られたユーザーにバーチャル公共サービスセンターのベータ版を公開しました。 バーチャルツーリズムはまだ始まったばかりです。一部の先駆者たちが、技術的インフラが整備し、メタバースでの旅行を形づくる中で、一部の予算に余裕のある観光地やホテルにおけるトレンドに留まるのではないかとも考えられています。 その他にも多くのトレンドが旅行者と業界を変え続けています。 適切なデータがあれば、トレンドを先取りし、旅行者にユニークな体験を提供し、運営パフォーマンスを向上させることができます。 あなたのホテルや周辺の観光地ではいかがでしょうか。2023年に関連のありそうなトレンドについて考えてみるのも良いかもしれません。…

Gehören Bewertungen in der neuen Ära des Tourismus zu Ihrer Wachstumsstrategie?

TrustYou // December 15, 2022

Die neue Ära des Tourismus erfordert eine neue Wachstumsstrategie, die sich auf Anpassungsfähigkeit und verknüpfte Daten fokussiert. Hier erläutern wir, wie unsere Partnerschaft mit IDeaS Sie dabei unterstützen kann, Bewertungen in erkenntnisreiche Daten und letztlich…

訪日客が増加傾向に〜コロナ前からの変化とは〜

TrustYou // December 14, 2022

2022年10月に旅行者の日本入国時の水際対策が緩和されましたが、その後訪日客は急増しており、東京都内でも観光を楽しむ海外の方をよく目にします。今回のブログでは、訪日客数や外国語クチコミ数などのデータをご紹介しながら、現在の訪日観光客とコロナ前(2019年)の訪日観光客との特徴の違いなどを見ていきたいと思います。 訪日客数の推移 10月11日より日本政府が個人旅行の受け入れや査証免除措置の再開等を実施したことを受け、10月の訪日客数 は49万8,600人と前月の20万6,500人から約倍以上の伸びとなりました。航空運賃や燃油代の高騰といった問題や、中国からの旅行者が戻っていないため、2019年10月時点の訪日客数に比べると約20%ほどの数ですが、着実に回復基調にあるといえます。 *参照: JNTO訪日外客統計(報道発表資料) 2022年訪日客数の国別割合では韓国がトップ 国別の訪日客数を見ると、韓国が最も多く、次いでベトナムという結果となっています。また上位10カ国のなかで9カ国がアジアの国・地域となっており、全体の約62%を占めていることがわかります。 *参照:JNTO「月別・年別統計データ(訪日外国人・出国日本人)」 まずはアジアの近場の国々からの訪日旅行が回復していることがうかがえます。今後、燃油サーチャージを含め、航空運賃が下がってくると、欧米各国からの訪日客も増えていくことが予想できます。 東京都内と大阪府内における外国語クチコミ数推移 訪日客の増加に伴い、外国語のクチコミ数も増えてきています。下記の図では、TrustYouの方で調査した東京都と大阪府の宿泊施設に投稿されたクチコミ数の推移をご紹介します。 *TrustYou調査(12月11日時点、クチコミ数非公開) *TrustYou調査(12月11日時点、クチコミ数非公開) 日本語以外の外国語のクチコミ数は10月から急激に伸びています。12月11日時点での集計となりますが、最終的な12月のクチコミ数は11月を上回ることが予想されます。 これからの訪日客が日本に求めるものとは? 2023年に向けてさらなる増加が予想される訪日客ですが、コロナ前と比べ、そのニーズはどこが変化しているのでしょうか。下記の表は、電通報に掲載された訪日旅行意向者を対象にした調査(電通ジャパンブランド)から興味深い変化を見ることができます。 *参照:電通報「電通ジャパンブランド調査」 コロナ前(2019年調査)にトッ プだった「食」は上位から外れ、トップ3に「自然・景勝地観光」「四季の体感」が入っていることから、これから日本を訪れる 観光客は“自然”体験に高い関心を持っていることがわかります。また、東アジアからの訪日客に人気のあった「北海道」は、 2022年調査ではさらに人気が加速しており、加えて「沖縄」の人気も高まっているようです。 訪日客は何を見て日本に来るのか また、海外旅行のための情報をどこで収集しているのかを調査した結果で最も多かったのは「YouTube」、2位が「家族、友人の口コミ」、3位が「Google」でした。1位がYouTubeという結果は、少し意外 に感じる方もいらっしゃるかもしれません。これらの情報源は国や地域により特徴があり、YouTubeは特にアメリカとタイで 1位ですが、イギリスでは「家族、友人の口コミ」が1位、YouTubeは7位という結果になっています。 *参照元:電通報「電通ジャパンブランド調査」 このように観光客が何を元に情報収集をしているかを知ることが、訪日客の集客強化およびクチコミ管理対策のヒントになるかもしれません。さらに「何に期待をして来日をしているのか?」、お客様の期待値を事前に理解することが顧客満足度(CS)の向上にもつながります。