新型コロナウイルスの影響で多くのホテルや旅館は休業を余儀なくされていたが、緊急事態宣言も解除され、徐々に回復していくことを期待している。様々な人々がコロナ後の出張や旅行について意見を述べているが、全員が共通して言っているのは、出張や旅行は当面減るということだ。出張や旅行が減るということは、その分宿泊需要も減り、客の奪い合いになるのは明らかだ。
これまで市内の平均稼働率が80%だった場合、自分の施設にもある程度お客様は来てくれていたのではないだろうか。しかし、平均稼働が50%になった時、果たしてお客様は来てくれるだろうか?需要が少なくなると当然、お客様は様々な宿泊施設から選べるようになる。選ぶ際に重要視されるのは、料金の次に口コミスコアや口コミの投稿内容などの評判だ。つまり、スコアが良くないとますます選ばれなくなるのだ。以前のブログで「宿泊客の評価スコアが収益に与える影響について書いたが、収益への影響はますます大きくなる。
そのため、現在休業中だったり、お客様が少なかったりして時間があるからこそ、お客様が戻ってくる前にスコアアップの準備をする我々はこうすることをお勧めしている。過去の口コミを分析すれば、改善点は明らかになる。今のうちに改善策を考え、ハード面の改修やソフト面の改善を行うことで、お客様が戻ってきた時に評価が良くなるはずだ。最近では各種ウェビナーオンラインを通じて、今だからこそできる取り組みを各種ご案内している。興味のある方はぜひご連絡いただきたい。
また、今後旅行先や宿泊先を選ぶ際に重要になるもう一つのポイントが安全性だ。特に衛生面は皆が気にする点である。旅行先や宿泊先のコロナ対策がどうなっているか確認できないと、不安で行けなくなる人もいるだろう。そこで重要になるのがコミュニケーションだ。コロナの場合、ホテルや旅館単体での対応ではなく、市町村単位でのコロナ対策が重要になる。そのため、佐渡DMOなどは佐渡島全体の衛生安全基準を策定し、条件を満たした施設に佐渡クリーン認証マーク配布するとのことだ。訪れる旅行者に安心してもらおうとしているのと同時に、島民の安心安全の確保も目的となっている。
宿泊施設のウェブサイトで、「新型コロナウイルス対策について各施設では「コロナ対策ページ」を設けて、施設の対応を明文化するケースが増えている。フロントやロビーなどの公共スペースでの対応、客室での対応、レストランでの対応、そして従業員の対応を細かく記載している。OTAではなかなか見つからない情報であり、今後各施設のサイトを訪れる客は増えることが予想されるため、自施設の対応についてはきちんと掲載することが重要だ。
弊社のクライアントであるアコーホテルズは、認証機関である「ビューローベリタス」と共同で衛生基準を設け、各ホテルを社内の専門チームまたは第三者機関による監査を行い、パスしたホテルに「オールセーフ基準を満たした施設を明示するラベルを配布するとのことだ。これにより、どの施設が基準をクリアしたかが一目で分かるようにしている。
今後、そうしたラベルやバッジはお客様にとって分かりやすいし、お客様がホテルを選ぶ際に必要になると思う。当社でも宿泊施設の対応をよりお客様に分かりやすく伝えるツールを現在開発中なので、興味のある方はぜひ連絡をいただきたい。